子どもは3歳くらいまで
肘の関節がゆるくなっている事が多く
写真の様に 腕が伸展(伸びている)状態で
長軸方向(真っ直ぐ手前)に引くと
肘関節は容易に抜けてしまいます。
私も長男が3歳の時 2回やってしまいました…
1回目はショッピングセンターで
2回目は美術館で…
どちらも
あっち行きたい、こっち行きたいの子どもを
そっちは危ない！と腕を引いたときでした。
私は柔道整復師なので
子どもに謝り
その場ですぐ整復しました。
☆気をつけるとよいのは
1.お子さんの肘が伸びている
要は腕が真っ直ぐの時に、手を引っ張らない。
2.3歳までのお子さんの腕を引く時は
肘から上を持つ。
3.安全な環境で自由に遊ばせる。
手を引かなくても良いように。
一般的に
抜けた後は
子どもが 腕を押さえて 痛い痛いと泣くので
すぐわかります。
子どもによっては
泣かない…痛いともはっきり言わない子もいます。
脱臼そのものが何がなんだかわからないのでしょう…
ただ、肘が抜けると間違いなく
でる症状は
その腕を使う事はなく
ダラーんとするか
抜けて無い方の手で押さえる行動をとります。
そして大人が触ろうとすると嫌がります。
あ、肘外れたかも？と思った際は
整骨院へすぐ来院ください。
慣れている先生なら整復は1分もかかりません。
もちろん抜ける事をなくす事が大事ですが
抜けやすい子もいるのが実際です。
私はこの仕事を26年間していますが
肘を外す子どもは何度も外す傾向にあり
寝返りを打ったとき外れた…という子もいます。
必ずしも引っ張ったから外れると言うわけでもないので3歳以下のお子さんを持つ方は少し知っておくと心に余裕が出ると思います。
お子さんの痛い時間を減らす事が
子どものため だと私は考えています。
お子さんの怪我、スポーツでの怪我や相談を
こちらのスポーツ駆け込み寺で受けております。
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